今季のメジャー第2戦が開幕し、世界ランク10位の松山英樹(26=LEXUS)は、4オーバーで折り返した。

 インスタートから10番は第2打がグリーンオーバーしながら、3・5メートルをねじ込んでパー。ティーショットを右手前のバンカーに入れた11番パー3でボギー先行も、続く12番で第2打を3メートルにつけると、きついスライスラインを沈めて最初のバーディーを奪った。

 13、15番とボギーをたたいて迎えた16番パー5。グリーンが空くのを待って放った第2打は大きく右に出て深いラフに入った。手前のバンカーから第4打をピタリと寄せたが、3パットでダブルボギーとなった。

 2年連続出場の小平智(28)は、スタートの10番でいきなりトリプルボギー。前半をバーディーなしの「42」で折り返すと、後半2、3番と連続ボギーをたたいて、6ホールを残して9オーバーとなっている。

 全米オープン5度目の開催となる名門コースには強風が吹きつけ、スコアを崩す有力選手が続出。生涯グランドスラムがかかるフィル・ミケルソン、メジャー3勝のジョーダン・スピース(ともに米国)が4オーバー、ロリー・マキロイ(英国)は7オーバーで後半に入っている。

 日本勢は4人が出場しており、ともに初出場の秋吉翔太(27)と星野陸也(22)は午後組でプレーする。