比嘉真美子以来、史上8人目の大会連覇を狙った安田祐香(17=滝川二高)は3位だった。

 通算1オーバーの2位で出ると、2バーディー、4ボギーの74とスコアを落とし、通算3オーバー291。前半3度のバーディーチャンスを決められず「もったいなかった」と言葉を詰まらせ、両目に涙をためた。「ティーショットは今日やっと修正できて、エンジンがかかるのが遅かった。悪くてもリカバリーできたのは良かった」と4日間を振り返った。

 前週のトヨタジュニアW杯(6月12~15日)で個人優勝を果たし、日本女子の3連覇に貢献。2週前のプロツアー、サントリー・レディースから3週連続の試合出場だったが「最後までやり切れたのは成長。疲れがあったかもしれないが、プロになったら試合はたくさんある」と先を見据えていた。