日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は22日、大山志保(41=フリー)に対しシード選手の出場義務試合免除を認めると通知した。

 大山は、昨年9月のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンの練習中に首を負傷。「頸椎(けいつい)椎間板ヘルニア」で公傷制度が適用され、1年間の試合出場が免除された。しかし、同年に賞金シードを獲得したため、今季国内ツアーの60%となる21試合の出場が義務付けられた。公傷制度適用者が賞金シードを獲得する初のケースで、故障を押しての出場が続いていた。アース・モンダミン杯に出場中の大山には8アンダー2位で第2日の競技を終えた後、伝えられた。LPGAは今後、規定変更も検討する。