畑岡奈紗が、トーナメントレコードの21アンダーで念願の米女子ツアー初優勝を達成した。19歳での優勝は日本人の最年少優勝。

 今大会での日本人の優勝は、宮里藍さん以来6年ぶり。13アンダー、首位タイで最終日を迎えた畑岡は、7バーディー、ノーボギーとこの日もパットが好調で、前半で4つスコアを伸ばすと、後半もバーディーを重ね、17番でついに20アンダーまでスコアを伸ばした。迎えた最終18番は、第3打をピン横20センチにつけ、8個目のバーディー。大会記録を3ストローク更新した。2位のオースティン・アーネスト(米国)に6打差をつける圧勝だった。

 昨年から米女子ツアーに参戦した畑岡は、33戦目での優勝に「最後まで自分のプレーを貫けたと思います。実力者と一緒に回ってその中で自分のプレーができたのはすごく大きいと思います。去年苦しんだ分、この結果はすごくうれしいです」と話した。