2打差2位から逆転を狙った今平周吾(25=レオパレスリゾートグアム)は5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算7アンダーの209で藤本佳則(28)と並ぶ日本勢最高の3位だった。

 この大会4年連続のトップ3フィニッシュにも「やっぱり優勝がしたい」と、今季初Vを逃した悔しさをにじませた。前半2、7番と2度の3パットボギー。「そこでパッティングのイメージが出なくなった。(天候の変化などで速くなった)グリーンの変化に対応できなかった」と振り返った。

 すでに通算12アンダーでホールアウトしていたブラッド・ケネディ(44=オーストラリア)と3打差で迎えた後半17番では、アゲンストの風に対し、ピン奥の傾斜を使って戻そうとした第2打が上の段まで飛んで止まり、そこから4パットでダブルボギーをたたいた。「今日のゴルフでは(12アンダーまで伸ばすのは)ちょっと難しかった」と受け止めた。

 この試合が始まる前の時点で世界ランク104位。同100位が目安となる全米プロ選手権(8月9日開幕、ミズーリ州)出場権の当落線上にいる。国内ツアーは8月23日開幕のRIZAP・KBCオーガスタ(福岡)まで日程が空くため、他力本願で待つしかない状況。「微妙な位置なので、望みだけはもって待ちます」と話した。