「IMGA世界ジュニアゴルフ選手権」の開会式が現地時間8日、米カリフォルニア州サンディエゴのトーリーパインズGCで行われた。

 PGM日本代表選抜大会を勝ち抜いた男女各6部門の代表と、シード選手を加えた計40人の日本代表が参加した。開会式を前に選手たちは各国選手とバッジ交換や記念撮影で交流。開会式では、男子主将に任命された15-18歳の部の河本力(神奈川・日体大1年)が日の丸、女子主将の15-18歳の部の比嘉里緒菜(沖縄・興南高1年)が「JAPAN」のプラカードを持って入場行進した。

 大会は同10日から本戦が始まり、6歳以下から13-14歳の部は3日間、15-18歳の部は4日間で争われる。大会には56カ国・地域、米国内42州から参加している。

 開会式後、宿舎のホテルで日本代表選抜大会を特別協賛したPGMホールディングス主催の壮行会が行われた。決意表明では、河本男子主将が「海外での試合はめったにない経験になります。自分は3年連続出場で毎年楽しんでいます。その中でしっかり自分のゴルフをして優勝を目指しましょう」、比嘉女子主将が「この大会は少し違った大会の雰囲気を味わいながら自分のゴルフができるよう楽しんで頑張りましょう」とあいさつした。

 15-18歳の部の団体戦(2人の合計スコア)には、男子が中尾亮太(京都・同志社高3年)と蝉川泰果(大阪・興国高3年)、女子は比嘉と六車日那乃(千葉・麗沢高1年)を登録したことを、日本代表選手団団長の井上透・国際ジュニアゴルフ育成協会代表理事が発表した。