谷原秀人(39=国際スポーツ振興協会)が1バーディー、3ボギーの72で回り、2オーバーで138位と出遅れた。

 悔やんだのは、523ヤードと短いパー5の前半2番。「2番を取れなかったのがね。パターがなかなか決まってなかった」と振り返る。バーディーは15番のチップイン1つ。「ショットは、ここ最近ではいい方。逆に回っていてストレスがないくらい」という状態だけに、グリーン上にもどかしさを募らせた。

 日本ツアーでは強みとしてきたパット。昨季はグリーンに応じてマレット型とピン型を使い分けていたが「(今は)その時その時に感触がいいのを。いろんなグリーンがあるから、それが難しい」。毎週のように違う国でプレーする欧州ツアーならではの悩みもある。巻き返しへ、ホールアウト後はパッティンググリーンでの調整に時間を割いた。