今季米ツアー2戦目の宮里美香(28=NTTぷらら)は通算3アンダーの17位で予選通過を果たした。

 「今日は本当にショットが安定していた」と言う通り、イーブンの43位で出ると前半2、6番でバーディーを奪取。7、9番でボギーをたたいてハーフターンしたが、後半11、14、15番と3つのバーディーを積み重ね「昨日に比べて風がなかったので、うまくバーディーチャンスにつけられた」と自ら及第点を出した。

 今季初出場だった今月のマラソンクラシックは予選落ちしていた。米女子ツアーでのシード権を失い、出場が少なく、来年は日本ツアーを主戦場する意向も持つ。今、宮里が欲しているのは自信の回復と、さらに試合へのモチベーションを高めていくこと。「それなりに楽しんでいます」と自己分析しながら「ここまでロースコアが出ている。そこに食らいついていきたい気持ちはある」と意欲を口にしていた。