新シーズン2試合目となる16年大会覇者の松山英樹(26=LEXUS)は5バーディー、3ボギーの70で回り、通算2アンダーの142で21位につけて大会を折り返した。

1番でティーショットを左へ大きく曲げてボギー発進も、2オンに成功した2番パー5でバウンスバック。この2番を皮切りに、4つあるパー5は全てバーディーと取りこぼさなかった。最終18番パー5もイーグルパットは惜しくもカップをかすめたが、難なくバーディー締め。「(風で)コース自体、パー4は難しくなってましたけど、ロングは全部フォローになってくれていたので助かった」と振り返った。

トータルでは「評価が難しい1日」と表現。「(スイングのモヤモヤが)最初から最後まで取れなかったので、こういうスコアになっている。もう少し伸ばせたのかなという印象がありますね」と、もどかしさものぞかせた。

グリーン上でも打ち方を変えるなど試行錯誤を続けているというが、自らのゴルフの根幹は「ショット」の信念がある。「まずはショットでチャンスにつけないと、パットの勝負にできない。まずはショットでチャンスにつけられれば」と繰り返した。