日本プロゴルフ協会（PGA）は5日、新規競技者拡大を狙った一般社団法人「PGAゴルフアカデミー」の設立を発表した。PGA井上健夫副会長がアカデミー代表理事に就任。東大阪スタジアム（HOS）のタイアップを受けてカリキュラムを全国展開していく方針。PGAのティーチングプロ研修で採用されてきた傾斜矯正台のアマチュア用モデルをHOSとともに開発。この台を活用した指導で、新規ゴルファーを育成するという。

早速、HOSの直営店となるゴルフスペース向島など関西の3カ所が同アカデミーのフランチャイズとして加盟。来年1月からレッスンがスタートする予定だ。PGA倉本昌弘会長は「来年には50～100施設ぐらいでできれば浸透していくのではないか」と期待。同アカデミーの「場所」と「機会」の提供に尽力することになるHOSの山沢正之社長は「北海道でも、関東でも、いろいろな練習場とPGAゴルフアカデミーを一緒にやりませんかと話してみたい」と口にした。