9位スタートの畑岡奈紗が、8バーディー、ノーボギーの64で回り、通算13アンダー、203で首位と1打差の2位に浮上した。

安定したショットに加え、この日はパットも好調。スタートの1番で第2打をピン奥1メートルにつけバーディー。3番パー3では、下りの3メートル超のパットを見事に沈めバーディー。前半で5バーディーとスコアを伸ばすと、後半も3つのバーディーを重ねた。最終18番パー4では、第2打をピン横30センチに寄せるショットで、バーディーで締めくくった。

米ツアー3勝目へ前進した畑岡は「昨日の最後の何ホールかで得たパッティングの感覚を引き続きやることができて、ほとんどパッティングも外さなかったので、いいラウンドができたと思います。ショットも良くて、いいライについたので積極的に打っていくことが出来た」と、ほぼ完璧なこの日のゴルフを振り返った。

最終日に向けては「明日1日自分のゴルフをしっかり貫けるように頑張りたい」と話した。67で回った朴仁妃(韓国)が、通算14アンダー、202で単独首位に立った。

首位スタートのティダパ・スワナプラ(タイ)が12アンダーで3位につけている。日本勢では、野村敏京が68で回り、通算6アンダーで18位に浮上。74で回った上原彩子はイーブンで57位、同じく74で回った横峯さくらは、1オーバーで64位に後退した。