第1日首位の竹原佳吾(東京・早実高1年)が通算3オーバー147で逃げ切って優勝し、2年連続で世界ジュニア代表を手にした。

2人目の代表争いは混戦となったが、73の好スコアで回った芳崎陽紀(神奈川・法政二高2年)が通算6オーバー150で1打差の2位を確保し、2012年以来の世界ジュニア出場を決めた。

竹原は「去年は第1ラウンド首位で最終日崩れたので、今年もそうならずに済んでよかったです。今日は1・5~2メートルのパーパットが5、6回入ってくれた」と振り返った。世界ジュニアに向けて「今年は有名なコース(トーリー・パインズGC)でやれるので、どれだけでできるか試してみたい」と話した。

第2代表は混戦となり、最後は2年前の代表の亥飼台(うてな、日本ウェルネス高2年)がリードしていたが、インスタートの8、9番上がり2ホールで連続ダブルボギーとし、1オーバー73をマークして先に上がっていた芳崎が1打逆転した。

芳崎は「あきらめないで攻めたのがよかった」というように、6番で2メートルのバーディーを決め、7番では3メートルのパーパットを沈めたのが、結果的に効いた。「小4の時はトーリー・パインズGCには開会式で行っただけだったので、夢のような舞台です。楽しんできたい」と、笑みがはじけていた。