女子ゴルフで15年にプロテストに合格し、がん闘病の末に、5月16日に死去したことが分かった大山亜由美さん(享年25)は、賞金女王になることを夢見ていた。

身長167センチのスレンダー美女で、大手芸能事務所オスカープロモーションと所属契約。16年1月25日に都内で行われた発表会の席では、同社所属タレントの剛力彩芽と金子昇も駆けつけ、大山さんを激励するほどに注目されていた。

プロゴルファーが芸能事務所と契約するのは、極めて異例のことだった。

それでも大山さんは、発表の席上で「ゴルフに専念します」と真剣に競技と向き合うことを誓った。

主に下部ツアーが主戦場だったが、同ツアーで3勝を挙げることをその年の目標とし、「賞金女王と20年東京五輪出場」が夢だった。

通夜は17日午後6時から、告別式は18日正午から、鹿児島市内で執り行われる予定。喪主は父・文明さん。