プロ3年目の金沢志奈(23=レイクウッドコーポレーション)は終盤に失速し、ツアー初優勝を逃した。3位から出て4バーディー、3ボギーの71で回り、通算7アンダーの209で6位だった。

第1ラウンドを単独首位で発進。この日も優勝争いに食らいついたが、16番パー3、17番パー4で2連続ボギーをたたいた。

「あそこでボギーを打ってしまったのが悔しいです。プレッシャーはなかったと思うんですけど、1番で(ティーショットを)曲げてしまったのが緊張だったのかな。残り3ホールでスコアを落としてしまったことが、これからの課題です」

昨年の同じ大会でも5位に入った。相性の良い大会で賞金390万円を加算。今季の獲得賞金は約748万円となり、リランキングによる後半戦の出場権を獲得した。清楚(せいそ)系プロは、同組で2位に入った上田桃子について「桃子さんの安定したショットと、大事なパットを外さないプレーはすごかったです。初めての同組だったので、ファンになっちゃいました」とかわいらしく笑った。