国内男子ゴルフツアーの関西オープン(日刊スポーツ後援)は、23日に奈良・コマCC(7043ヤード、パー72)で開幕する。

22日は練習ラウンドが行われ、昨年優勝の時松隆光(25=筑紫ケ丘GC)が、大会2連覇に向け順調に仕上げた。

コースの印象について、時松は「そんなに簡単ではないと思う。グリーンが大きくて、アンジュレーション(起伏)もすごいので、ピンポジによっては難易度が変わってくる」と警戒心を強めた。

さらに「同じエリアに打てないと、バーディーチャンスはなかなか来ないと思います。外してはいけないところに外したら、簡単にボギーが来る。しっかり考えながらやりたい」と話した。

大会2連覇への意気込みを問われると「コース(会場)が変わっているというのもあって、いい意味で新しい気持ちで臨める」と気を引き締めた。

今大会は、腰痛を抱える石川遼は欠場。時松に加え、17年優勝の今平周吾らを中心にした優勝争いが期待される。