団体男子は埼玉栄が優勝。上位4校が関東団体決勝(6月10~11日、栃木・琵琶池GC)に進んだ。

個人は男女ともプレーオフの末、男子で石崎拓海(埼玉栄3年)が、女子で森田彩音(叡明1年)が優勝。マッチングスコアカード方式によりシード男子7人、女子3人を除く男子18人、女子19人が関東個人決勝(7月18~19日、長野・軽井沢72G東C)に進んだ。

個人女子は森田と中沢瑠来(埼玉栄1年)が74で譲らず、プレーオフへ。男子同様、3ホール目のパー3で決着した。中沢が第1打をグリーン奥のバンカーに入れると、森田はピン手前10メートルにワンオン。中沢が2オン、2パットとした後、森田が2パットにまとめて勝利した。

森田は最後のパットで、7番で同じような短いパットを外したことが頭に浮かんだ。「ちょっと緊張したけど、入って良かった」とホールアウト後、安堵(あんど)の笑みをもらした。

今後の目標は関東決勝での上位入賞と日本ジュニアでの活躍。とくに過去2回、第2日カットの日本ジュニアでは「なんとか3日目に行きたい」と気合を入れた。

<主催>関東高等学校ゴルフ連盟、日刊スポーツ新聞社<協賛>住友ゴム工業(ダンロップ)