団体男子は日本ウェルネス(茨城)が5年ぶり2度目の優勝。上位5校が関東団体決勝(6月10~11日、栃木・琵琶池GC)に進んだ。

個人は男子で小林大河(西武台千葉1年)が、女子で吉津谷彩香(茨城・ルネサンス3年)が優勝。マッチングスコアカード方式により、シード男子10人、女子1人を除く男子18人、女子12人が関東個人決勝(7月18~19日、長野・軽井沢72G東C)に進んだ。

個人女子は吉津谷と今井鮎美(茨城・明秀学園日立3年)が3アンダーで並んだが、マッチングスコアカード方式により、吉津谷に勝利の女神が微笑んだ。

後半は今井が上がり4ホール連続バーディーの33で、優勝は決まったかに思えた。しかし、後続の吉津谷が13~15番バーディーの後、最終ホールをバーディーで締め、なんと32。トータル69で並ぶと、順位決定ルールで上回った。

「昨日の練習ラウンドが66だったので、きょうも60台で回りたかった」という吉津谷。その通り目標を果たした上、優勝も遂げて、思わず笑みがこぼれた。そして、今後については「関東決勝で優勝して、全国でも上位にからみたい」と高い目標を掲げた。

<個人女子上位成績>

【1位】吉津谷彩香(茨城・ルネサンス3年)=69(37・32)

【2位】今井鮎美(茨城・明秀学園日立3年)=69(36・33)

【3位】花田華梨(茨城・ルネサンス1年)=70(37・33)

(注)優勝決定はマッチングスコアカード方式による

<主催>関東高等学校ゴルフ連盟、日刊スポーツ新聞社<協賛>住友ゴム工業(ダンロップ)