プレーオフにもつれ込んだ争いは、3位から出た鈴木愛(24=セールスフォース)が、制し、2週連続優勝、大会連覇を果たした。5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り通算9アンダーで通算12勝目。

プレーオフの過去の成績は2勝4敗だったが、相手の高橋彩華(20=三愛石油)が、第1打を左の林に打ち込み跳ね返ってラフに入れたのとは対照的にフェアウエーにおいた。第2打を2オンし、高橋は結局、パーフィニッシュ。迎えた10メートルのイーグルパットこそ外したが、バーディーを奪い勝負を決めた。

黄金世代の1人、高橋は2位に終わった。トップから出て3バーディー、3ボギーの72で通算9アンダー。

2位から出た比嘉真美子(25=TOYO TIRE)は、最終18番まで首位に並んでいたものの、痛恨のボギーで脱落。3バーディー、4ボギーの73で3位にとどまった。

12位から出た黄金世代の小祝さくら(20=ニトリ)は、4つスコアを伸ばして通算7アンダーで3位に入り、生涯獲得賞金1億円に到達した。