男子は中村勇貴(千葉・拓大紅陵3年)が3アンダーで単独トップに立った。

女子は埼玉栄の双子の2年生、岩井明愛(あきえ)千怜(ちさと)姉妹が、3アンダーで六車日那乃(千葉・麗沢2年)とともに首位発進した。

19日に最終日を行い、シードを除く男子上位42人、女子同34人の全国大会個人の部(8月9、10日、茨城・セントラルGC)出場が決まる。

中村は「守るゴルフと攻めるゴルフができた」と胸を張った。守りでは、11番185ヤードのパー3で第1打を右バンカーに入れたが、7メートルのパーパットを沈めた。攻めでは、12番388ヤードの短いパー4で、第1打を0番アイアンで250ヤード近く飛ばすと、残り140ヤードを9番アイアンのハーフショットでピンそば20センチにつけた。

それでも、この日のゴルフは「内容的に悪くはないが、本調子ではない」という。それは、8月に行われる全国大会と日本ジュニア(埼玉・霞ケ関CC)に向けての調整段階のため。「日本ジュニアで本調子を出す。今年は得意の東コースなので優勝したい」と話した。

<上位成績>

◆男子

【1位】中村勇貴(千葉・拓大紅陵3年)=67

【2位】出水田裕輝(東京・杉並学院3年)=68、竹原佳吾(東京・早実1年)=68、鈴木隆太(埼玉栄2年)=68、関駿斗(新潟・開志国際2年)=68

◆女子

【1位】岩井明愛(埼玉栄2年)=69、岩井千怜(埼玉栄2年)=69、六車日那乃(千葉・麗沢2年)=69【4位】越田泰羽(神奈川・湘南学院1年)=70

<主催>関東高等学校ゴルフ連盟、日刊スポーツ新<協賛>住友ゴム工業(ダンロップ)