68年ぶりに英国本島以外での開催となった第148回全英オープンゴルフ。北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGCを舞台に、タイガー・ウッズ、ロリー・マキロイら名だたる選手が参加し、松山英樹ら8人の日本選手も奮闘した。

北大西洋に面した美しいリンクスコース。5番グリーンの向こうには海岸線が広がり、起伏に富んだコースは刻々と変化する天気や陽光によって様々な表情を見せる。

7月18日に始まった大会は21日に最終日を迎え、地元アイルランド出身のシェーン・ローリーが通算15アンダーでメジャー初優勝。大観衆が彼の名を高らかに合唱する中、優勝トロフィーの「クラレットジャグ」を掲げた。

海に向かって打ち下ろすティーショットや深いラフを根こそぎすくい上げるバンカーショット、選手とともに大移動するギャラリーなど、全英オープンならではの光景を目の当たりにできたこともカメラマン冥利に尽きる。

世界最高峰の舞台で難関に立ち向かう選手たちの熱戦の記録を、スライドショーで振り返る。