北広島市出身の小祝さくら(21=ニトリ)は2バーディー1ボギーの71で回り、通算1アンダー、143で初日37位から21位タイに順位を上げ予選を突破した。前週のCATレディースでは3戦ぶりに予選落ち。地元出身、そしてホステスプロとして最低限のノルマは果たし「途中まで良い流れに乗れなかったけど、まずは通ることができた」と振り返った。

終盤で見せ場を作った。15番から2連続でバーディーを奪った。どちらもピンから2メートル以内に寄せて、最後もしっかり決めた。この日は「パターとセカンドショットがベタっとくるところがない」と苦しんだが、厳しい中でも修正しながら前日よりもスコアを1つ伸ばした。17年からニトリの所属になり、この大会は3年目で初めて予選を突破。あとは肩の力を抜いて上を目指すだけだ。「攻めのゴルフでスコアを伸ばせる分だけ伸ばしたい」。国内ツアー屈指の難コースと呼ばれる小樽に強気の姿勢で挑む。