17年の覇者、時松隆光(26=筑紫ケ丘GC)が2イーグル、2バーディー、1ボギーの66で回り、5アンダーで3位につけた。

今大会の3位以内などで手に入る日本初開催となる米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」(24日開幕、千葉・習志野CC)の出場権奪取へ、好発進した。64で回った今平周吾が7アンダーで首位、69の石川遼は2アンダーで23位だった。

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時松が自身初の1日2イーグルで、夢舞台へ勢いをつけた。10番からスタートし、1つスコアを伸ばした16番でイーグルを奪うと、パーを並べた後半の最終9番でも、2・5メートルを沈め再びイーグルを決めた。今大会で3位以内か賞金ランキング7位以内に入ればZOZOチャンピオンシップの出場権を得る。同ランクは現在13位で「(狙うのは)3位でしょうね。競技が短縮になれば余計そうでしょう」と気持ちを高める。

2年前の再現を狙う。17年の優勝は台風の影響で日程が短縮され36ホールで決着した。今年も東海・関東地方に大型の台風19号が接近しており、日程の短縮は避けられない状況。「コース状況にもよるけど完全に出来ないわけではないと思います。とはいえ、似ている状況ですよね」と話す。

「まずは出ることが目標ですが…。タイガー・ウッズがくるので回れないにしても見てみたい」とビッグイベントに思いをはせた。【松末守司】