31日開幕の男子ゴルフツアー・マイナビABCチャンピオンシップ(兵庫・ABCGC、日刊スポーツ後援)のマンデー予選会(主催者推薦選考会)が28日、同GCで行われた。11年大会優勝の河野晃一郎(38=飯田通商)が挑戦したが、1アンダー、71の31位で、9位までの本戦出場権を逃した。

河野は「力入っちゃいましたね」と苦笑い。ツアー優勝による複数年シードは13年で切れ、大会優勝者の出場権も16年で終了。今大会のマンデー挑戦は3年目で最初の17年こそ本選出場を果たしたが、昨年、今年はかなわなかった。

ツアー優勝後に訪れたトンネル。「どこも痛めてないですし、結果が出ないだけ」という河野は「複数年シードをもらって、いろいろ試す間に自分のストロングポイントも消えちゃった感じです。多くの人が陥るパターンですかね。僕の場合はパット、ショートゲーム」と説明した。

13年から尾崎将司の門下に入った。72歳の今もツアーに戦いを挑む姿を見て「あの方が頑張ってるうちは…」と思う。復活できると信じ戦い続ける。