2打差逆転優勝を狙った米ツアーメンバーの小平智(30=Admiral)は通算16アンダーの3打差3位にとどまった。

第3日は大会コースレコードタイの62と大爆発したが、この日は4バーディー、1ボギーの69。応援に駆けつけた女子プロゴルファーの妻古閑美保の前で鮮やかな逆転劇とはいかなかった。

ただ、前週、タイガー・ウッズと同組で回ったZOZOチャンピオンシップで手にした感触は、より確かなものになったようだ。最終18番パー5ではドライバーでかっ飛ばし、第2打はピンまで177ヤードを7番アイアンでからーまで運び余裕のバーディー奪取。「パットは入らなかったけど、ショットは成長してます。あとは試合で成績を残していくだけ」。今後は5日に米国へ出発。米ツアーで2試合に出場後、帰国して最終戦の日本シリーズJTカップに出場する予定。