美人プロの松田鈴英(れい、21=ニトリ)が、9番(185ヤード)パー3でホールインワンを決めた。

松田はスタートの1番からバーディーラッシュ。7番までに4バーディーを奪い、極め付きは9番のホールインワン。前半を6アンダーというロケットスタートを切った。

ただ後半に入ると、10番で初めてのボギー。さらに12番~15番までは4連続ボギーと一気にスコアを崩して1アンダーに。

それでも気持ちを切り替え、17番、18番を連続バーディーで乗り越え、3アンダーで初日を終えた。

滋賀県出身の松田は、17年のプロテストをトップ合格。今季の平均飛距離ランキング(11月4日の三菱電機レディス終了時点)で3位(平均253・69ヤード、首位は穴井詩の260・84ヤード)という飛ばし屋だ。

この日は前半と後半で明暗がくっきり分かれたが、3アンダーでまとめた実力は本物だ。持ち前のロングドライブを武器に、畑岡奈紗、渋野日向子ら有力選手がそろう中で台風の目となってきそうだ。