岡山・作陽高で渋野日向子の1年後輩の石川怜奈(19=チェリーヒルズGC)は、やはり規格外だった。8位合格後、報道陣向けのアンケートの体重欄に「100キロ」と記入。身長は168センチ。堂々と大物ぶりを“告白”した。ちなみにニックネームは「レナゴン」。人気ゲーム「ポケットモンスター」に登場するポケモンの「カビゴン」に似ていると、高校の友人たちに命名されたという。

アンケートではプロテスト合格の感想として「うれしいが、もう二度としたくないです」。今後の目標を「しぶのひなことゆうしょう争いすること!」。自己PRには「顔はふてこい(愛想がない)けど中身は明るい」と書いた。

この日は通算7アンダーの2位からスタートし、合格者21人中でワースト2位のスコア76、スコアを4つ落として競技を終えた。

緊張がほどけたせいか、顔半分を紙で隠し、涙目で「本当に泣きそうです」と心境を口にした。「全然パッと入んないし(グリーンにショットは)乗らないし…。守りたくなかったけど、守るしかなくて、いつボギーが来るか怖くて…」。

しかし、話す内にノってきた。「昨日は寝ました。すっごく眠くて、午後7時50分に布団に入って、朝7時過ぎまで。10時間以上」とにっこり。渋野からLINEも入ったそうで「ラスト1日、頑張れって来たので、は~いってスタンプ押しました」という。

「今日は焼き肉、肉を食べたい」と笑顔を見せ「食欲はずっとありました。今日も朝から唐揚げ。4日間とも朝は唐揚げ。唐揚げ、大好き!」と笑顔を振りまいていた。