17年以来の賞金女王をねらう鈴木愛(25=セールスフォース)が、賞金王争いの前哨戦を制した。現時点の賞金ランク2位の鈴木は、1位の申ジエ、3位の渋野日向子と同組のラウンドで、4バーディー、ノーボギーと安定の強さを見せ、3アンダーの申ジエ、1アンダーの渋野に勝利した。

「チャンスに割と外している中で、4アンダーいけたのは、とりあえず良かった。残り3試合で追いかける立場で、相性の悪いコースで初日出遅れなかったので、ほっとしている」と話した。

2週前の樋口久子・三菱電機レディース、前週のTOTOジャパンクラシックと2週連続完全優勝。この日の首位こそ取れなかったが、首位と2打差で、申ジエ、渋野より上位からの発進。パットの好調も維持しており、3週連続優勝も十分視野に入ってきた。