今年初戦の松山英樹(27)は、パットに苦しみ、暫定102位タイとなった。1番ミドルで5メートルのバーディーパットを外すと、最後までパットの感覚をつかめず、何度も大きなため息をついた。「いいところも悪いところもあったけど『入ってくれてもいいのにな』ってパットはたくさんあった」と振り返った。

強風にも苦しんだ。9番ロングでは、強風の影響もあって第2打がOB。ダブルボギーをたたいた。「(風は)強かったですね。(後半は)こういう天気なので、悪くなるのは必然的になると思うんだけど、良くなるのは、なかなか難しいことだと思うので、しっかり耐えて後半2つ、3つ戻せたらすごく良いゴルフじゃないかなって思っていたけど、なかなかパッティングが入ってくれなかったなって感じ」と、巻き返しがかなわなかった後半も振り返った。

最終18番ロングは、4メートルのイーグルパットこそ沈められなかったが、ようやく出た今年初のバーディーで締めた。第1日は1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの4オーバーで「74」。第2日に向けて「しっかり伸ばして、4アンダー、5アンダーくらい出せれば、週末も期待できると思うので、そこを目指して頑張りたい」と前を向いた。