全国的な新型コロナウイルス感染が続く中、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は13日、国内ツアー第3戦Tポイント×ENEOSトーナメント(20~22日、鹿児島高牧CC)の中止を発表した。開幕戦ダイキン・オーキッド・レディース(沖縄)明治安田生命レディース(高知)から3戦連続の中止となる。

JLPGAなど主催者サイドは、政府が2月26日に打ち出した「2週間程度の全国的なイベント自粛要請」に対し「政府の姿勢を重く受け止め、慎重に検討を重ね、我々にできる最大限の協力」として、ツアー実施を見合わせてきた。10日には安倍首相が、さらに10日間程度のイベント自粛継続を要請。今回もこれを受けた形だ。

第4戦アクサレディース(27~29日、宮崎・UMKCC)も中止または無観客開催となる可能性がある。

他のスポーツ団体は、20日開幕予定だったプロ野球、Jリーグがいずれも3月中の試合を断念し、4月から実施を検討中。一方で、大相撲春場所は室内イベントながら無観客で実施。国内女子ツアーは周辺状況も踏まえ、開催の時期を模索していく。