新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、当初は6月11日開幕だったが中止が決まっている、女子ゴルフの国内ツアー「宮里藍サントリー・レディース」の大会事務局は22日、大会を実施予定だった兵庫県に約7000万円を寄贈すると発表した。

予定していた賞金の一部で、フェースシールドとアイソレーションガウンを、それぞれ約10万枚ずつ購入できる費用として、総額が7000万円程度になると見込んでいる。

大会アンバサダーの宮里藍氏は「沢山の方々が自粛生活をしている中、新型コロナウイルス感染拡大防止と治療のため、感染リスクを背負いながらも第一線で人の命を救うために活躍されている医療従事者の皆様に心より感謝申し上げます。ゴルフというスポーツ、またサントリーレディスオープンという大会を通じて寄付させていただくことで少しでも皆様のサポートになれば幸いです。これからも先の見えない厳しい環境がしばらく続くことと思いますが、皆様の無事と健康、そして安全を心より祈っています」と、コメントした。