女子ゴルフの原英莉花(21=日本通運)が31日、テレビ朝日系で放送された「リゾートトラストレディス特別編」に出演し、現在は週1度、男子ゴルフで賞金王12度の師匠、尾崎将司に指導を受けながら開幕に備えていることを明かした。

原がツアー初優勝を飾った、昨年のリゾートトラスト・レディースを振り返る内容が大部分を占めた番組の最後に「毎週木曜日はジャンボさんのところでお世話になって『今こうなっているぞ』というのを、的確に教えてくださって。大師匠です、はい」と、通称ジャンボ邸でのアドバイスの数々に感謝した。

今年の女子ゴルフは、すでに全37試合のうち、過半数の19試合の中止が決まり、依然として1試合も行われていない。そんな状況だが「強気だけじゃなくて、技術もしっかり磨いて、少し大人になった私を、見てもらえたらいいかなと思います。今、パワーを蓄えているので、再開した時を楽しみに待っていてほしいなという風に思います」と、ファンに呼びかけた。

原はリモート出演ではなく、収録されたインタビューを放送されたもの。番組内で昨年の様子を振り返った際には「小さいころから『最終ホールはバーディーを取れ』と言われていました」や「勇気を持って振るというのは怖いですけど、常に意識しています」などと、幼少期や尾崎将司からの指導の一端も明かしていた。