国内女子ゴルフツアーの今季初戦、アース・モンダミン・カップ(6月25~28日、千葉・カメリアヒルズCC)の練習ラウンドが23日、会場の千葉・カメリアヒルズCCで始まった。今季から選手会長に当たる、プレーヤーズ委員長に就任した青木瀬令奈(27=マツシマホールディングス)は9ホールをラウンドした。

「もともと5月ぐらいから夏にかけて調子を上げてくるタイプなので、調子はいい。せっかく賞金の高い大会なので(優勝賞金の)4300万円持って帰るぞ、という気持ちで来ました」と話し、一選手としてプレーで盛り上げることを誓った。

練習ラウンド前には新型コロナウイルスのPCR検査も受けた。実際の検査は、唾液を献体に、約5分程度で終わったというが、受ける前は「どういう容器で、どのぐらい(唾液を)入れるかも分からなかったので」と、不安も覚えたという。だが「並ぶこともなくスムーズでした」という。唾液の出ない選手への対策として、梅干しやレモンなど、画像を張り、唾液の分泌を促す工夫が凝らされていたことも明かした。