昨季賞金女王の鈴木愛(26=セールスフォース)が最終9番パー3でまさかのトリプルボギーを喫した。

7位からスタートし、5バーディー、ボギーなしで通算9アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位で9番に入った。しかし、実測165ヤード、アゲンストの風で、第1打をグリーン右手前の池へ。池の後ろからの第3打もグリーン奥バンカーにこぼし、第4打はライが悪かったのか、ピンを8メートルもオーバー。ダブルボギーパットも入らず、通算6アンダーでホールアウトした。

「昨日はドライバーが荒れていたけど、うまく修正できて、今日はアイアン、パットとも全体的に内容が良かった。9番(の第1打)もいいショットだったけど、アゲンストが思ったより強くて…。残念でした」と痛恨の上がりを振り返った。それでも、ホールアウト時点でトップとは3打差。残り2日で十分、優勝圏内だ。「もったいないのも多かったけど、よく粘った感じです。久々に2日連続でラウンドして、少し足が疲れているけど、今後もアンダーで回って優勝争いできるよう頑張りたい」と話した。