ミレニアム世代のエース格・古江彩佳(20=フリー)が猛チャージで優勝戦線に浮上した。

2アンダーの25位からスタートしたこの日、6バーディー、ノーボギーで66。通算8アンダー。抜群の安定感を見せ、ホールアウト時で首位と2打差とした。

「今日は全体的に安定していて、いいパーセーブもありました。初日から徐々に集中力が高まっている感じです」

16、17日には新型コロナウイルス感染拡大後初の本格的プロトーナメント・医療従事者支援チャリティーカップ(兵庫・よみうりCC)で“プロ初優勝”を飾り、上り調子で今大会を迎えた。ツアーでは昨年10月富士通レディースのアマチュア優勝後、プロ転向5戦目の優勝へ。「この3日間、テーマは集中力なので、優勝は意識せず、明日もそれを貫いてプレーしたい。楽しんでできたらいいですね」と話した。