4位から出た松山英樹(28=LEXUS)は、2バーディー、2ボギーの72と伸ばせず、通算9アンダー、207で8位に後退した。

予選ラウンドの2日間は、スコアを伸ばし続けたが、この日は試合前の練習からショットが安定せず、重苦しい展開。前半の4番パー3で第1打をグリーン左のバンカーに入れボギーをたたくと、7番パー5でもボギー。スコアを2つ落として迎えた後半は、11番パー5で約6メートルのパットを決めてこの日初めてのバーディー。15番パー5では、2オンに成功しバーディーを取り、スコアをイーブンに戻した。

プレーを終えた松山は「まあ優勝争いをするためには最悪な1日でしたけど。まあスコア的に見ればね、オーバーパーじゃなかったというのは救いかなと思いますね」と振り返った。首位と7打差で迎える最終日に向け「しっかり伸ばして終わりたいと思います」と話した。

2位から出たジャスティン・トーマス(米国)が、スコアを6つ伸ばし、通算16アンダーで単独首位。ビクトル・ホブラン(ノルウェー)が14アンダーで2位。1位から出たコリン・モリカワ(米国)はイーブンで回り、13アンダーで3位につけている。