プロゴルファーの渋野日向子(21=サントリー)と石川遼(28=CASIO)が26日、テレビ朝日系で放送された「石川遼×渋野日向子 ドリームマッチ」に出演し、獲得した賞金1020万円を日本感染症学会などに寄付した。

2人は8ホールマッチで対戦。イーグル200万円、バーディー100万円、パー20万円の賞金で、石川が5バーディー、ノーボギー、渋野が3バーディー、ノーボギー。その他に、2番パー5では、ドライバーの飛距離で2人とも設定距離を超えて20万円ずつゲット。賞金が3倍となった最後の8番パー5では、交互に球を打ち、渋野が惜しくも3メートルのバーディーパットがカップにけられ外し、石川がパーパットで締めた。すでに無観客でツアー1試合を経験した渋野は「ギャラリーがいてくれることの安心感を感じた」と明かすと、まだ開幕戦が行われていない石川は「よほど違和感があるんだろうな」と感想をもらした。試合を終え渋野は「ボギーを打たなかったのが良かった。3バーディーも取れたし。ギャラリーさん、ファンのみなさんの応援のおかげで今の私がある。無観客の試合をやったことで、その大切さに気付いたので、次観客のみなさんが入れる試合がいつになるか分からないですけど、そのときまでに自分がもっともっと成長して、みなさんに喜んでもらえるようなプレーができるように頑張りたい」と話した。石川は「今は自分ができることを最大限準備して、もし試合が行われることになったときは、映像だけになってしまうかもしれないですけど、いいゴルフをできる限り頑張ってやるだけだと思いますので、またみなさんの前でプレーできる日が来たときに、ちょっとでも成長できているように頑張りたい」と話した。