米ツアー本格参戦1年目の河本結(21=リコー)が通算3アンダーの首位と4打差4位に終わり、同ツアー初優勝を逃した。ただ参戦4戦目にして、初戦の1月ゲインブリッジLPGAの8位を上回る自己ベストフィニッシュ。優勝は17年全米女子プロ覇者のダニエル・カン(米国)で4勝目を飾った。

河本はこの日、最終組の1つ前で首位と2打差の同3アンダーから出て、1、2番の連続バーディーで同5アンダーと首位に浮上したが、6番パー4で痛恨のダブルボギー。最終的に4バーディー、1ダブルボギー、2ボギーのパープレー、72とスコアを伸ばせなかった。

ホールアウト後「ショットはめちゃくちゃいい訳ではなかったけど(今季初メジャーのAIG女子オープンがある)スコットランドの練習と思って、軽い気持ちで回れたのは成長だと思う。流れをつかみたい12番でアイアンをミスするなど、悔しさの残るショットがあった。もっと練習すべきだなと思う。でも、試合をできる喜び、感謝でいっぱいです。1試合、1試合経験して、強くなっていきたい」と話した。