女子ゴルフで日本人女子最高の世界ランキング5位の畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)が、スコットランド・オープン開幕を翌日に控えた12日、会場の英スコットランド・ルネサンスクラブで、オンラインで会見した。日本を9日に出発後、現地では10日から調整しており「暖かいところから移動したので、少し肌寒く感じたけど、体調はすごくいい」と、18度ほどの気温が現在では快適だという。初めて回るコースとなるが「特にバック9が海沿いなので、風の読みとかが重要になってくる」と、表情を引き締めた。

6月末の国内ツアー開幕戦、アース・モンダミン・カップ以来、約1カ月半ぶりの試合となる。主戦場とする米ツアーとしては、約7カ月ぶりの試合だが「(以前は)海外の選手がマスクをしているのを見たことがなかったので、変な感じというか。みんな距離を取って話しているし、そもそも話もあまりできない。試合の時は近寄らないようにとなっているので、いろいろと気を使わないといけない」と、以前との変化に違和感も覚えたという。

次週には今季メジャー初戦となる、AIG全英女子オープンが同じスコットランドで行われる。「開催が決まってからは、全英に向けた調整をメインにやってきた」と、前哨戦となるスコットランド・オープンで手応えをつかむつもりだ。