メジャー初出場の稲見萌寧(21=都築電気)が、前半を2オーバーで折り返した。9ホール終了時点で27位につけている。

6番までに3つのボギーを打ったが、7番パー4、8番パー3と2連続バーディーを奪った。ハーフを2バーディー、4ボギー。

強風の中、スタート前のショット練習では渋野の隣で、入念に風を確認。自身のインスタグラムのストーリーには「さむい」「風がどんどん強くなる」と記していた。

稲見は全米女子プロ3連覇の実績を持つ朴仁妃(韓国)、飛ばし屋のレキシー・トンプソン(米国)の豪華メンバーと同組。初の大舞台で世界のトップレベルの選手に食らいついた。

最大瞬間風速19メートルの午前組は強風に大苦戦し、スコアを崩す選手が続出。初出場での快進撃へ。第1日は風の攻略がカギを握る。