女子で15歳の成松優羽(ゆう、徳島・生光学園高)が初優勝を飾った。男子は多田旺生(おうせい、17=香川西高)が69で優勝。男子は上位10位タイを含む19人、女子は上位10人が全日本大会(男子=10月27~28日、千葉CC梅郷C、女子=9月28~29日、神奈川・磯子CC)出場権を獲得した。

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男子優勝の多田は肉体改造の成果が出た。新型コロナウイルスの影響で休校の間、寮で筋力トレに励み、飛距離が約30ヤード延びた。

この日は4バーディーで接戦を制し「(唯一ボギーだった)2番以外はプラン通り」。香川西高3年で将来的にはプロを夢見る。全日本選手権の切符をつかみ「今年は試合が少ない分、1戦1戦を大切にしたい」と話した。

○…男子で66歳の久保田と58歳の阿部が10位で並び、ともにシニアトップとなった。2年連続でシニア最上位に立った久保田は「たまたまバーディーが取れて、長いパターも決まった。良くできた方でしょう」と納得の表情。阿部は「ラッキーでした」と振り返り「今年は頑張ります」と10月の全日本大会を見据えた。