女子で15歳の成松優羽(ゆう、徳島・生光学園高)が初優勝を飾った。同じ徳島出身で昨季賞金女王の鈴木愛に憧れる高1が、3バーディー、2ボギーの71をマークした。男子は多田旺生(おうせい、17=香川西高)が69で優勝。男子は上位10位タイを含む19人、女子は上位10人が全日本大会(男子=10月27~28日、千葉CC梅郷C、女子=9月28~29日、神奈川・磯子CC)出場権を獲得した。
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自慢のショットで、成松が波に乗った。インスタートの15番パー4。第2打を1メートルに寄せ、この日初めてのバーディーを奪った。16番パー3も第1打がピン横にピタリ。連続バーディーに「ショットは1度調子に乗ると、どんどん寄せられる。今日もそこが良かったです」とほほえんだ。
3週間前、朝起きると腰が悲鳴を上げた。練習に打ち込むあまり、椎間板ヘルニアを患った。2週間はクラブを握らず、調子を戻し始めた段階。それでも後半を1バーディー、1ボギーでまとめ安定感が光った。
小2で競技を始めた。国内女子ツアーを観戦し、鈴木愛に憧れた。「同じ徳島なんですよね。私が苦手なロングパットも『ガッ』と入れる」。試合に足を運べば、前半は多くの選手の技術を研究。後半9ホールは鈴木に“密着”し「みんなが帰った後も練習されていて…。あんな選手になりたいです」と目を輝かせる。
高校卒業後はプロを夢見る。「調子が良くなくても、今日のようなプレーをできる選手になりたい」。おっとりとした口調に、覚悟がにじんだ。【松本航】
◆成松優羽(なりまつ・ゆう) 2005年(平17)3月28日、徳島・小松島市生まれ。小松島中2年だった18年に徳島県ジュニア選手権女子優勝。ドライバー平均飛距離は210ヤード。趣味は菓子作り。158センチ。

