国内女子ツアーのゴルフ5レディースの練習ラウンドが開幕前日の3日、岐阜・ゴルフ5カントリーみずなみC(6571ヤード、パー72)で行われた。原英莉花(21=日本通運)は前日2日のイン9ホールに続き、アウト9ホールを消化した。

開幕のアース・モンダミンカップ5位から、前週ニトリレディースまで2戦連続予選落ち。悩みは最大の武器でもあるドライバーにある。

「今、ドライバーがフェードになってるんです。アイアンは元々フェードなんですが、ドライバーは絶対にドローが打ちたくて、そうやってきたんですが…」。

ニトリレディース前の1週間、師匠の尾崎将司のもとに通い、悩みを打ち明けたが「オマエはフェーダーだろ?」と一蹴されたという。

ニトリレディースでは現状を受け止めきれず、アドレスの向きが中途半端になって、スコアを作れなかった。

「でも、私は絶対、ドライバーはドローで行きたい。それはかわりません」と言いつつ、今大会は現状に即したプレーに徹して、試合感を取り戻すことに集中する。

第1日は、同じジャンボ門下生で絶好調の笹生優花と同組。ツアー屈指の飛ばし屋対決としても注目が集まる。「彼女の思いきりの良さを見て、私も調子を上げて行けたらいいです。アグレッシブさを取り戻したい。3タテ(3戦連続予選落ち)は阻止しないと」と冗談交じりで、言葉に気合をこめた。