黄金世代の田中瑞希(21=ニトリ)が6アンダーの2位でスタートした。この日は7バーディー、1ボギーでツアー自己ベストスコアの66をマーク。「4つのパー5で全部(バーディーを)取れたのがすごく大きい」と笑顔を見せた。

昨年プロテストに3度目の挑戦で合格し、今年の開幕戦となったアース・モンダミンカップで3位。“遅れてきた黄金世代”として、一気に知名度を上げたが、2戦目のNEC軽井沢72は予選落ち、3戦目のニトリレディースは50位とブレーキがかかった結果となった。

それでも「調子が悪いわけでなく、バーディーは取れるけど、ボギーも打ったりして」と精神的な落ち込みはなかったという。

開幕での活躍もあり、所属先がニトリに決まるなど、上向き感は変わらない。「早く優勝をしたい気持ちがあるけど、焦らずに。まだ2日ある。天気もわからないし、とにかくいいスコアで」と話した。