女子ゴルフの国内メジャー日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯が10日、岡山・JFE瀬戸内海GC(6640ヤード、パー72)で開幕する。8日は練習ラウンドで、前週ゴルフ5レディース優勝の小祝さくら(22=ニトリ)が現地でオンライン会見を行った。ツアー2勝目から2日。大量の祝福連絡を受け「全部お返ししました。100件以上? そうですね」と笑みを浮かべた。

2週連続優勝を狙う舞台は、国内メジャーの今年初戦だ。当然モチベーションも上がる…かと思えば、そうでもない。「意外と(意識は)ないですね、すごく勝ちたいとか。いつも通りの感じ」。同メジャーはアマチュア時代から過去出場9戦で最高成績は18年の日本女子プロ選手権6位。トップ10もそれだけで、日本女子オープンは全3戦予選落ちだ。「今思ったんですけど、いつも以上に気合を入れなきゃいけないのかもしれませんね」-。

ゆる~く見える独特の感性こそ、小祝の真骨頂。競技では初体験のリンクスについて「風によって、長いホールと短いホールがある。メリハリをつけたい」と言い、予想Vスコアを「う~ん、14アンダーとか。風次第ですが、ラフはそれほどでもないし、10アンダーはいくんじゃないですか」と予想。そこに向け、1打1打を積み重ねていく。