大物ルーキーの笹生優花(19=ICTSI)は通算8アンダーで競技を終えた。最終日は首位と8打差26位から出て、6バーディー、1ボギーの67と5つスコアを伸ばした。

「昨日までの反省を生かし、セカンドショットやパットがうまくいった」。

2戦連続優勝となったニトリレディースから、4週連続出場を終え、次戦の日本女子オープン(10月1~4日、福岡・ザ・クラシックGC)まで1週間のオープンウイーク。「家でゴロゴロします。ゴルフをしないなら、外に出たくないので」というインドア派だ。ゲームはやり出すと止まらないが、フィリピンで使っていたゲーム機が日本のテレビの規格と合わず、今は使えないという。疲れについては「あるかもしれませんが、感じていない。でもそれが弱点かも。疲れたと思っていなくても、疲れていたらショットに影響は出ますから、ちゃんと認識できた方がいい。ただ、あまり考えなくていいかな。まだ19歳だし」と笑った。

日本女子オープンはアマチュアで17年大会(千葉・我孫子GC)に通算4オーバー、80位で予選落ち。「スコアがぐちゃぐちゃになって。それしか覚えてないです」。今度は大きく成長した姿を見せる舞台になる。