プロ9年目の東浩子(28=加賀電子)がツアー初優勝をあと1歩で逃した。

同じく首位スタートした古江とのマッチレースとなり、ボギーなしの68で通算15アンダー。レギュラーラウンドの最終18番では、古江に先に18メートルの超ロング・バーディーパットを沈められた後、外せば負けの7メートルを入れ返したが、プレーオフで力尽きた。

「結果はちょっと残念ですが、今までで自分の力を1番出せたと思う。今までの私なら、レギュラーの18番までに(崩れて)勝負がついていた。大げさに言えば、今までは5割の力も出せなかったのが、7割出せたら、こういう勝負ができて、10割だと無敵ということですからね」。成田美寿々、青木瀬令奈、葭葉ルミらと結成した1992年生まれの“最強アズマ軍団”のキャプテンは、自分の今後に期待した。