黄金世代の小祝さくら(22=ニトリ)が、ボギーなしの66で首位と2打差の2位で発進した。11番で花道から15ヤードのチップインを決めるなど、6バーディーを量産。9、13、16番で好アプローチや、嫌な距離のパーパットを決め、ピンチをしのいだ。

オープンウイークの先週は、ショット練習で調子の悪さを感じていたが、前日9月30日に松森彩夏のキャディーで現地入りしている辻村コーチに、スイング軸の右への傾きを指摘され、修正した。

国内メジャーという特別感は、全然ない。9月の日本女子プロ選手権の時と「一緒。メジャーってことを忘れてました」と笑う。

新世紀世代の19歳笹生優花、00年度生まれのミレニアム世代の古江彩佳との同組も「優花ちゃんがすごく飛ぶので(ヘッドとボールが)当たった音がすごい。だから“すごい音だね~”と話してました」。プレー以外は終始、癒やし系の空気を漂わせ、マイペースの上位争いを続けていく。