小祝さくら(22=ニトリ)は4打差2位に終わった。最終日最終組で、同じ黄金世代で同組の首位原英莉花の4打差を追いかけたが、2番でボギーが先行。バックナイン33で追い上げ、68とスコアを4つ伸ばしたが、原との差を詰めることはできなかった。

「差を縮められずに悔しいですけど(4打差あった)今日は相当頑張っても(逆転は)難しかったと思う。悔やむなら、むしろ昨日かな」。3打差リードの首位でスタートしながら、ダブルボギーをたたき73に終わり、原に逆転を許した第3ラウンドを悔やんだ。

日本女子オープンはアマチュア時代から4度目の出場で、今回初めて予選通過。優勝争いを展開した。だが、そこに自分の成長は「あまり感じない」という。「いいプレーをしていたというより、2日目まではパットが良かった」。ただ、日本タイトルへの思いは強まったようで「今年は(畑岡)奈紗ちゃんも外国人選手も来ず、今までと違ったとはいえ、日本タイトルです。私はチャンスをつかめないことが多い。メンタルとか、技術の問題」と、自分の練習不足を原因に挙げていた。