大会初出場の河本結(22=リコー)は通算6オーバー、44位で第3ラウンドを終えた。首位と6打差24位から出て、1番は第1日からスタートホールで3連続のボギー。2番もボギーでつまずいた。6番パー4で第2打をベタピンにつけ、唯一のバーディーを奪ったが、この日もショートパットに苦しみ、5ボギーで74。4つスコアを落とした。

河本は「今日は朝から全然集中力がなかった。やる気を持ってこれなかった」という。前日のプレー後にキャディー、スタッフと話し合う中で「ズレを感じた」と言い、メンタル的な問題などを「自分の中で全部解決しようと思ってしまい、自分のゴルフができなかった」とこぼした。

ショートパットに苦しんだ事実は明らかだが、この日のプレーを技術的なものでなく「準備段階の問題です」と説明。話す姿も、自分のふがいなさにあきれているよう。闘志、モチベーションが湧き出すようなプレースタイルが持ち味の1つだけに「こんな気持ちになったのは初めて。ここでプレーするに値しない人だった。応援してくださっている方々に、本当に申し訳ないです」と話した。