登録3人の合計スコアを争う団体戦で、男子は計224をマークした東北(宮城)が2位学法石川(福島)に1打差をつけ、3年ぶり26度目の優勝に王手をかけた。黒沢大輝(3年)が首位タイの72(34・38)でチームを引っ張った。女子も東北が学法石川と1打差の計226で初日首位に立ち、大会21連覇を射程に捉えた。

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東北は3年生エース鶴瀬華月が不在の中で、2年生たちが発奮した。黒木優香が首位タイの72(33・39)をマーク。2年生で唯一、昨年からレギュラーの長田ひなたが3位タイの75(38・37)で続いた。3年生が主体の2位・学法石川とはわずか1打差。昨年まで大会20連覇の伝統を背負う長田は「ゴルフに学年は関係ありません。先輩(鶴瀬)に頼らずにもっと差を広げて全国にいきたい」と21連覇に闘志を燃やす。